落雷!またしても風力発電事故 

なんと、7.7メートルもの羽根が炎上落下、入浴施設の窓ガラス割る
 「えらいことや、また風力発電事故やよ。おっきな羽根が燃え落ちとるなまなましい映像やった」と夫が告げました。テレビニュースの報道です。またしても、風力発電事故です。
 15日朝、新潟県上越市で、市の観光施設「うみてらす名立」の風力発電施設の風車に落雷がありました。
上越タイムスの報道によると、羽根の1枚が炎上し、先端部分約7.7メートルが落下、隣接する健康交流館の浴室の窓ガラスが一部破損しました。炎上した羽根は約1時間後に鎮火。幸いけが人はなし。
 怖いですね〜。もし、行者山への風力発電建設計画がすすんでいたら…ぞっとしました。 8メートルもの塊が、落口や船津の麓の民家に炎上落下してきたら…。山火事、死傷者…、消防、警察や市行政も緊急出動の一大事です。
 さて、この風力発電施設は、なんと平成15年12月、平成17年2月にも落雷事故が発生しています。その後、雷センサーの設置や構造見直しなど対策を実施してきましたが、効果なし。3回目の落雷事故です。


 これに先立つ2月5日、環境省経済産業省は、「風力発電施設と自然環境保全に関する研究会」の立ち上げを発表しました。風力発電に適した立地は、渡り鳥ルートや希少野生動物が生息する地域が多く、バードストライクや騒音、景観の破壊など、住民はじめ環境団体や自治体の反対が起きています。現在のガイドラインのあり方や問題点、今後の対策を議論するそうです。
今回のような相次ぐ事故を受けて、安全問題もしっかりと位置づけてもらわなければ〜。



<杏の花の蕾がほころびかけて…>