「橋を架けてください。一生のお願いです」


市役所挙げて本気になれ!大看板ぐらいすぐ立てたらどうか! 
 志摩市へ行かれた方はご存知だと思います。鵜方の入り口に「志摩大橋架橋実現を」の大看板が立っています。ここだけではありません。何ヶ所も立っています。志摩市の意気込みが伝わります。
 鳥羽市はどうでしょうか。一枚の看板さえありません。市は離島振興計画に「架橋」を一応載せました。しかし、本気で取り組んでいるのでしょうか。離島住民のみなさんに、鳥羽市役所の架橋実現へのほとばしるような情熱が伝わっているでしょうか。少なくとも、志摩市のように大看板ぐらいすぐに立て、鳥羽を訪れる国や知事、県の幹部に意気込みを示すべきではありませんか。

 いま、「市政と議会へのアンケート」を実施しています。離島のみなさんからもたくさんの回答が寄せられています。
 一部を紹介しますと…
 「離れ島に橋をかけてください。一生のお願いです」
 「定期船の運賃が高いです。もっと安くならないものでしょうか」
 「離島の定期船料金を安く。駐車場料金を考え直してください。交通費だけでも生活が苦しい」
 「駐車場の料金が1ヶ月1万円もかかって大変です。せめて半額、補助されるような制度ができないものでしょうか」
 「定期船運賃が高い。他市がやっているように65歳以上のお年寄りには半額などの割引があってもいいのではないでしょうか」
 「離島の住民には佐田浜の駐車場を利用できるようにしてください」
 どれもこれも切実なものばかりです。涙ながらに読むアンケートもあります。

 国から鳥羽市へ来る地方交付税は年間26億円あります。この中には離島のある市に対して特別に加算される金額も入っています。それにしては、鳥羽市の離島への援助は弱い。それらを全額ちゃんと使っているのか、一度調べる必要があると私は考えています。