「改憲手続き法」が自公の賛成多数で成立

 私の愛しい「9条」…胸に抱いて語っていかなくちゃ… 
 「改憲手続き法」が自公の賛成多数で成立し、風薫る5月だというのに、憂鬱な気分の数日です。
これからが大事だと理屈ではわかるのですが、見苦しい数の横暴、なんとも軽い国会がやりきれない…まったく。
 赤旗日刊紙が憲法施行60周年「いま、言いたい」を連載中です。各界の著名人が自由に個性的に9条を語っていて、心に一言が残ります。朝一番の脳刺激にピッタリなのです。
 たとえば、日本けん連盟理事である井川さんは、けん玉と9条に共通点があるといいます。ともに世界に誇る宝であり国際交流のルーツだと。戦争が始まって大流行だったけん玉が消えてしまった。子どもの遊びも勉強も消えた。ひたすら戦争に突っ走った。大勢の子どもが殺された。戦争は二度といやと。
 9,11の朝、隣のビルにいたジャ−ナリストの堤さん(朝日ニュースター女性解説者)は「アメリカでは9条はイラク帰還兵のあこがれ」だと語ります。まだ、私たちには一票という武器がある。ここで、国民が立ち上がれば、日本の民主主義は大きく成熟するのではないか。ピンチと同時にチャンスなのですと。
 私の愛しい「9条」…胸に抱いて語っていかなくちゃ…。