木田市長「4月実施を指示する」と答弁

朗報です〜!乳幼児医療費(通院)就学前無料化 4月実施へ!
 質問を準備する過程で、県の健康福祉部に直接聞きましたが、県は「子育て環境整備推進のため対象を拡大する方向で検討中です。時期は明確にしませんでしたが、来年9月を視野に入れているという感触でした。ぜひとも、鳥羽市で、それよりも早く実現させたい、そんな思いでいっぱいの今議会でした。市民の皆さんの請願も提出されました。
 
 私の質問に対して、市長は、「来年4月実施を担当課に指示する」と答えました。本当にうれしかった〜です。鳥羽の子育て家庭にとっては大きな朗報です。この市長答弁を受けて、さらに聞きました。
 
 現在、県下14の市で就学前助成を実施しているのは亀山市1市です。この9月から四日市市鈴鹿市が実施します。まだ大きな3市だけです。県南部地域では来年4月を表明したのは鳥羽市が初めてです。木田市長、昨日も答弁なさった「小さくても輝く自治体」、文字通り子育て支援策で実行なさる姿勢を評価いたします。私は木田市長の与党ではありません。是々非々です。悪いものは悪いとはっきり言いますが、しかし、いい事はいいと、ちゃんと評価いたします。よく踏み切っていただいた。
  
 担当課長に、現在の助成4歳未満児から就学前までに拡大した場合、対象の子ども数は何人か、また必要な市の上乗せ予算、どれだけかと聞くと、対象数は570人、上乗せ予算は1400〜1500万円との答弁でした。570人もの子たちが安心して医療を受けることができるんですね。

 
県は市町と2分の1ずつ負担で来年9月の就学前無料化助成制度を発足させる意向のようです。そうなると来年9月以降、鳥羽市はまたよそ並の最低ランクに戻るということです。ではほかはどうか。大紀町は中学校卒業まで無料化です。この際、市長、中学校に上がるまで無料にして、市段階では県下トップをめざす。小さい自治体でもこんなに輝く子育て支援策ができるんだとの見本、鳥羽市がつくってみようではありませんか。


 問題は財政です。大紀町の担当者に聞きましたら、19年度の必要予算は930万円とのことでした。人口は鳥羽のちょうど半分ですから単純計算でも2000万円あれば鳥羽で中学生まで全部無料化が可能になります。4月からの上乗せ分をそのまま使うか、少しプラスすれば十分可能です。
 
 それぐらいの思い切った施策、それこそ母と子にやさしい木田オリジナル公約実行になるではありませんか。県南地域でいち早く就学前無料化に踏み切った鳥羽市が、次は県下トップの義務教育中はすべて無料のびっくりする制度を導入した、市長、夢のあるこの展望計画、いかがですか、やろうではありませんか。……と市長に聞きました。

 
 市長は、「義務教育中の無料化は子育て支援室とも相談して今後検討していきたい」と前向き姿勢を示しました。
子育て支援先進 県下トップをめざしたい!「小さくても輝く鳥羽市」に!