緊急入所させるべき一歳児が1カ月半も待機させられたまま!

深夜の食堂で働くお母さんにおんぶされて1カ月半も!鳥羽の「子育て支援」はどうなっているのか!
  明日から 子どもがお母さんの深夜労働から開放されるように、関係者が努力協力しあわないと!!

 
 20日、「困り果てている母子がいる、私の娘の親友で真面目な子なんです、ぜひ相談に乗ってやって」と、知人が見かねて私へ連絡が入りました。早速会いました。話を聞いて、もう、怒りと悔しさがこみ上げてきました。「子どもの保育」がネックだったのです。入所できないまま一ヶ月半が経過していました。なぜ、保育申し込みの際に緊急入所が必要なケースだと市が判断できなかったのか!
 
 元夫の勝手な都合で母子家庭になってしまったAさんは、一歳半の子どもの養育のためにすぐ働かねば生活できない現状でした。7月当初、保育の申し込みをしました。ところが、いまだに一ヶ月半も待機させられたままなのです。なんということでしょうか!おまけに担当者からは「早くて10月、遅いと来年4月になります」と告げられたというのです。
 
 それなら、子づれで働けるところを探すしかありませんでした。知人の世話で、いままで、深夜の食堂で子づれで働いています。でも、子どものことを考えると、どうしても昼間働きたい。母子ハローワークに自ら電話しますが、なかなかありません。社協ひだまりの相談窓口にも自ら出かけました。これも厳しい結果でした。
Aさんは自立しようと一生懸命がんばっていたのです。なぜ、市の「母子相談」につなげなかったのか。関係各課が連携をとれなかったのか。

 
 私の指摘に対して、担当課は調査し、緊急入所ケースであることを認め、見逃した点について今後は改善するとしました。

 しかし、問題は解決のスピードです。悠長なことではだめなのです。一日も早く、子どもの健やかな育成環境を取り戻さなくては〜。明日から、子どもがお母さんの深夜労働から開放されるように、関係者が努力協力しあわないと!!