実りある答弁は引き出せた

アクジデントのなか一般質問が終わりました!  
 
 今日、一般質問が終わりました。ほっとしています。実は、4日の夜、暗闇の中でベッドの場所を勘違いして、床に思いっきり手をつき全体重が手首と肋骨にかかって「アイタタ!!」。目から火が出るとはこのことだったの、と思うほど打ち付けてしまいました。翌朝、係り付けの整形の先生のところに飛び込んだら、幸い、骨は大丈夫だったのですが、軟骨骨折との診断で3、4週間ぐらいはかかるでしょう、とのこと。風呂も2,3日は禁止、しゃべると胸に響き、くしゃみは超怖い、手首が病めてジンジン…。なんと間の悪い、もう、我ながら嫌気がさしてきました。でも、クサッテテも仕方ない。幸いなことに左手だったし、腰は耐えてくれたので、ともかく、今日の質問に立てました。それを喜びましょう。といっても、今も右手一本で日記を書いている始末です。また、イライラしてきました…。

 
 さて、さて、こんなわけで元気もなかったのですが、しかし、実りある答弁は確実に引き出せたと思います。それは、現実の市民の営業と生活実態が要請しているからなのですが。議員である私はその代弁者です。もちろん、個々の答弁でがっくり、情けないの類は多々あったけど。
 今日の議会は全体として前向き意欲的な当局の姿勢が伝わってきました。議会もますますがんばりたい。

 
 ■入札問題では、平成15年度の一般競争入札制度試行の最低制限価格70%で、市内業者が瀕死の状況に陥ってる実態を伝え、これまで放置した責任を指摘、悠長な対応では駄目だと喚起しました。市長、総務課長とも、9月1日からの入札改善でよしとせず、さらなる改善をすると明言しました。業界が存亡をかけて行政に切望した最低制限価格85%、市内業者中心受注、共同企業体も市内業者組み合わせ、格付け3区分を4ないし5ランクに細分化するなどを誠実に検討するよう注文しました。

 
 ■保育所の待機児童問題では、子育て支援センターでの対応、また「一時保育」の実施を明言。次世代育成支援計画でも位置づけられた一時保育の実施はお母さんたちにとって朗報ですし、虐待や育児ノイローゼなどの早期発見につながります。うれしいです。また、総務課長は、保育士採用がこの5年間見送られてきた問題で正規職員として採用をすると答弁しました。


 ■多重債務問題では担当課が着実にとりくみをすすめる姿勢を示しました。苦境に立つ市民の救いになればと切望します。

 
 ■学校図書費の問題では法律にもとづいて平成14年から交付税が措置され、文科省から「図書費に使うように」と通達がされてるのに、まったく予算を増額しなかった事実が浮き彫りになりました。
市長は改善すると明言。司書配置も検討すると答弁しました。財政課長は文科省の示す標準冊数の達成率を見極め20年度当初予算で対応したいと答弁しました。学校現場の情熱にこたえる市政へ、確実に前進に結びつくよう今後も見守りたいと思いました。

 
 一番、がっくりしたのが肝心の教育長の答弁です。質問してもいないのに、少子化によって1人当たりの図書予算は増えたとわざわざ数字を示したのです。いったい、そんな数字にどんな意味があるのでしょうか。子どもが減っても、学校として必要な本は整備しなくてはなりません。なにより、学校図書整備の充実は教育長の願いではないのでしょうか? 現場の先生方は子どもの成長と将来を思って必死にがんばってくださってるのに。それを支えたいのが教育長だと私は信じていました…。


 
子どもたちのために教育委員会を応援してあげようと思ったのに〜!