鳥羽青年会議所の公開事業

JCタイムリー企画「青少年とICT教育」で学びました〜
 教育委員会の指導主事さん、校長先生、市P連会長さん、JC会長さん、そして、文科省の情報教育係長さんによるパネルディスカッションが面白かった。 ICT教育の鳥羽の実際はどうなのか、興味津々で耳を傾けました。
 「昔の授業は、黒板・チョーク・教科書だったけど、今は、子どもたちがパソコンやデジカメを活用して、カキ漁場を現場学習し、その様子を編集して発信までする」「小規模校が多い鳥羽市の特色として、テレビ会議システムを活用して、離島の子どもたちが互いに交流し友情を育んでいる。多様な意見が出ないことを克服している」とうれしい報告がありました。こんな点は役立ちますネ。

 
 一方、携帯サイトから犯罪に巻き込まれる子どもたちの事件が後を絶ちません。鳥羽市ではどうか。実は、この点を知っておきたくて参加したのですが、鳥羽ではそんな事例はほとんどないとのことで少し安心しました。PTAが研修テーマにしたい気持ちはあるのだけど、父母の関心はいまひとつなのだそうです。
文科省の情報教育係長から「小学校5,6年生程度で「情報モラル」を身につけさせることが大事。痛ましい事件が起こった市の関係者の話を聞くのが一番父母に理解される。悲しい体験を通じて、子どもたちの早期情報モラル教育が始まっている。事件が起こってからでは遅い」と助言がありました。


 タイムリーで意欲的なJCの企画、学ばせていただきました。ところで、失礼ながら、皆さん、「ICT」って、わかります? TV、インタネット、携帯電話などを、日本ではITと呼びますよね。これなら誰でもわかる。海外ではICT(情報発信技術)というのだそうです。 

 
<パネルディスカッションのひとこま>