借りた金は返しなさい!

 同和対策「住宅新築資金貸し付け」なんと、公金投入額2400万円にも〜! 
 質疑で議案3件、認定2件をとりあげました。なんと、質疑したのは私ただ一人。ちょっと驚いた。おそらく、この13年間で初めてかな?私がいなかったら質疑なし…。一人登壇というのも寂しいもんだなぁ〜。そういえば、以前、通告外質疑で「オ(ハ)〜イ!」と突然手を上げ、勇んで登壇する剛毅な(?)某議員がいた。「難解?」な発言に議場が沸いた。面白かったなぁ。な〜んて、おお真面目で質疑しながら、ふと、頭をよぎった。
 
 さて、今日の質疑は自分でいうのもなんだけど、結構多彩で面白みがあった。準備の事前聞き取りで担当課職員の真剣な取り組みも発見できた。うれしかった。
税務課……「税滞納者の背後に多重債務問題がある。取立てばかりしても払えるわけがないでしょ。親身に相談にのり解決すればサラ金の過払いで税金も納めてもらえる。市民にも感謝される仕事をしなさい」厳しい指摘を続けてきた。

 
 課長補佐は、県の14市の税務担当者会議の勉強会の講師に、多重債務専門弁護士を呼んでほしいと要望しました、ご指摘は大事なこと、と前傾姿勢。私が視察した滋賀県野洲市に研修に行くようアドバイスすると、あまり研修費はないので、自費ででも行って学んできますと、やる気満々だった。今日も、1件、多重債務相談で商観と連絡をとって対応しました。私どもも市民の皆さんに喜んでもらう仕事がしたいです。取立てだけをしているのではないことをどうか、ご理解くださいと訴えられた。
農水商工観光課……課長の指導のもと、若手担当職員が、金融庁マニュアルも参考にしながら、多重債務相談をこなし始めている。庁内各課、司法書士との連携も進めている。ひたむきな姿勢と意欲が伝わってきた。感心した。

 
 同和対策で「住宅新築資金貸し付け特別事業」決算を質した。なんと、これまでの公金投入額が2400万円になるという。借りた本人が返済しないので、その分を市民の税金で補填しているのです。皆さん、許せますか?!毎年、監査委員から指摘を受けているのに、借りた本人は知らん顔で一向に返済しない。市は弁護士の力を借りて法的措置もとると画期的答弁をしました。でもこれは当然のことです。税務課がインタネット公売など厳しいことをやってるのですから、行政の整合性が保てなくなってきたのです。
 
 きちんと返済されてる方も半数います。ところが、返済しない人がいる。「差別者だ」「人権だ」と声高に叫ぶ者ほどそう。すぐそばの古い改良住宅できちんと働いて暮らしてる方もいます。踏み倒していいのなら、自分らも広い家に住みたかった、行政がそんな差別して税金を使っていいのか。嘆きが聞こえてきます。同和内差別、格差です。 2400万円の血税は同和差別解消に役立ったのか。プラスどころかマイナスです。
私が一番腹が立つのは、行政が公金を使って、同和地区の誇りと自立を阻んでいることです。いつも怒りでいっぱいになる。
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