総務民生常任委員会 各委員が質す

規則違反を真摯に反省してこそ、今後の改善に結びつく、これが試金石です
今日の総務民生常任委員会はエキサイトした。
「予定価格は間違いでした。適正ではなかった。でも、会計規則(適正な予定価格の設定を定めている)違反だと私は解釈しません。規則は手続きを定めているだけですから」と副市長が答えた。
それでは通らないでしょ。 規則違反を真摯に反省してこそ、今後の改善に結びつく、その試金石です。
だから、各委員が質しました。


副市長の発言そのものが、入札の最高責任者としての意識の希薄さを物語っていると私は思った。
間違った職員が悪い、と繰り返した。
工事積算価格を間違ったのが悪い。
それは担当課の仕事だ。工事価格が予定価格に連動するだけだ。
入札審査委員長として、判明後、職員の指導をして責任を果たした。

正すべき点は正す、当局と議会は一致して元気な鳥羽市に、が市長の基本姿勢。
補佐役である副市長の今回の態度はそぐわない。改めるべき…。


 ミスを起こした職員の処分で、懲戒審査委員会の長である副市長は委員会を開催しなかった。
軽微なレベルで委員会を開く必要がないと判断したという。これも疑問が残る。
今回の場合、処分の対象は、入札の最高責任者にも及ぶ。
だからこそ、きちんと懲戒審査委員会を開いて議論するのが普通ではないか。
自らがそうすべきこと。


 エキサイテングの中、「公金をどぶに捨てるところだった」「いや、妙慶川に捨てるところだった」「心がない。テクニッテだけだ」とか、終いには「鳥羽市役所も赤福になってしまったか」との声も飛び出した。
結局、副市長は「規則違反問題についてもう一度勉強する。自分の処分についても考える」と表明した。最後に、村山俊幸委員長はその結果報告を求めた。


どの課も忙しい。議会だって、こんなレベルの議論をしたくもない。しかし、けじめというものがあるのだ。私も、できれば、言いたくない! 議会にここまで言わさなくていいよう、当局の自浄作用というものが働かないのか…。でも、本来は副市長の役目なのでしょうね。 
「勝手な解釈」を聞きながら、織田裕二主演の映画「県庁の星」を思い出した。自己保身に汲々とするエリート県職員が、民間研修を通じて県民目線の仕事と自らの価値に目覚めるストーリィー。 


総務民生委員会みんなで質せたことはうれしかった〜。きっと、今後に生きるはず!!