「鳥羽市役所もあんまりですね」 銀行員も驚く!

市民がどんな生活状態か把握もせず、給料を差し押さえしていいのか!!
携帯がなりました。
税金を滞納している市民が、毎月返済可能な一定額を返済していたにもかかわらず
いきなり、今日、支払われたばかりの夫の給料が、10万円を残して差し押さえされてしまったというのです。
銀行等への借金返済はじめ、会社への通勤費など生活費の金策がつかない…。
不況のため自営業でできた借金を、労働者として残業につぐ残業で働き、返済の最中のことでした。
今以上の額の返済は不可能、生活していけない。
滞納しているこちらが悪いことは百も承知です。でも、精一杯の額を支払っているのです。
生活すること、生きていくこと、それも許されず、現金を差し押さえられるのでしょうか。
再生しようと必死になっているのに、市役所はこんなことをするのですか。それを聞いてほしくて…と。


税務課に質すと…
一年半前に電話で話したまま、郵送通知を何度も送ったのに、市役所に出向かなかった。それが悪い。だから、差し押さえた。
つまり、当然のことだというのです。まだ、配慮しているほどなのだと。


普通の市職員が、当たり前のこととして、こんな税務行政を行っている。
その現実が私にはショックでした。
打撃を与えて呼び出す手法でいいのでしょうか。
なぜ、市民が出向けないのか。そこに心して、
訪問を重ねて、生活ぶりや家計のやりくりを把握して信頼関係をつくっていく、それが基本ではないのでしょうか。


市民がどんな生活状態かも把握せぬまま、差し押さえしてよしとする税務課の基本姿勢、
私はそれが許せない。
市民の暮らしと福祉を守るべき自治体がそれでいいのか。
憲法に保障された、市民の生存権、生活権に心を寄せなくていいのでしょうか?


各銀行に返済が困難だと今回の理由を伝え、頼み込む中で、
鳥羽市役所もあんまりですね」と銀行員も驚いていたそうです。