議論しなくちゃ〜血税を無駄にはできない!

公費107億円 市負担なんと17億円!
      マリンタウン公共事業 その費用対効果とは!!  

 マリンタウン事業について、議会特別委員会・県・市・商工会議所による意見交換会が行われました。
遅きに失した感は否めませんが、でも、必要なことでした。現状と今後について議論しました。


・市は当初予定していたターミナルビルの設計委託について、機能についての議論が不充分として今年度は見送ることを明らかにしました。


・議員の意見が集中したのは、新しい定期船発着所が現発着所より遠くなり離島住民が不便になること。
風も波も強い。現発着所を使用できないのか。
これに対して、県は、国の補助金返還にも言及し、困難との見解を示しました。
しかし、議員からは、市がまとまり、知恵を出し、国と交渉すれば可能性はあるのでは、との意見も出された。
・離島住民の緩和策が不可欠。駐車場を近くに整備することやシャトルバス運行など必要性。


・商工会議所からは、第二期工事を推進してほしいと要望がありました。
これに対して、県は、第一期工事と第二期工事は国の事業採択は別のものとなっている。現在、5千トンから2万トン級の大型客船が鳥羽沖に寄航するのは、年3〜5隻であり、国の示す費用対効果のマニュアルに照らして、容易なことではないと考えている。


 平成6年のスタート時からこれまでに投入された公費は約107億円です。
そのうち、なんと、市民の負担額は16億7千万円にもなります。
学校建設に四苦八苦のさなかの、この投資額。
いまさらながら、国の景気浮揚対策に調子をあわせて市の甘さに腹が立つ。
それにしても、よくもまぁ、県も、年間予算100億円に足らない貧しい鳥羽市に、185億円もの不要不急公共事業をさせたものです。

 
 ところで、議会特別委員会がマリンタウン担当部局の県土整備部港湾整備グループと意見交換を行うのは今日が初めてだ聞いてびっくり。
事業の進捗の節目節目に、離島住民の利便性確保や、毎年の議会視察の効果など、県に対して、市民代表として生の声を伝えなくちゃ、始まらない。
特別委員会ではなく、全議員構成だったら、もっと早く私も参加できたのに、本当に悔しい。
もう、四の五の言わず、特別委員会も決算委員会も16名全員でやればいい。
全員でかかっても、市民負託に応えるのは容易なことではありません!!



 ■今朝も雪花…危険箇所に凍結防止剤の配置を申し入れ
今日もえらい冷え込みです。朝は雪花が散りました。
また、積もるのでは…心配しつつ会議に出かけると、すでに、我が家の近くの市道には管理運営会社によって凍結防止剤が撒かれていました。
 また、いつ大雪になるかもしれません。建設課に対して、改めて、各地域の凍結危険箇所に、凍結防止剤をきちんと配置するよう申し入れました。 私の住むフジタマンションからの出勤者も増えています。小湧園−豊和苑−安楽島苑への坂道はとても危険です。あわせて要望しました。
凍結防止剤が必要な場所についてお気づきに方はご連絡を。2月1日の広報とばに詳細が掲載されています。