商工会議所と議会との「地域産業活性化懇談会」

議会の側から各業種ごとに継続した懇談会を!
      それぐらいしなくては!議会一丸となって!

商工会議所と議会との「地域産業活性化懇談会」が行われました。


「従来は、経済の上向き効果が都会から地域へと波及してきた。しかし、今はそのスピードが遅い。
そして、届く前に、今度は経済の悪い傾向が出てくる。これが現状だ。鳥羽市の商工分野は非常に厳しい」
「税金の徴収率が悪いといわれる。しかし、業者は納税するために必死だ。誠実に努力すれば納税できるような市の産業活性化こそ課題ではないか。考えていただきたい」
原油価格の高騰もある。地道な工夫に取り組んでいるが商業分野は一番きびしい」
「建設業は地元業者優先という基本的な要望で市と懇談を重ねている」
鳥羽市の工業発展を考えると、工業団地への新会社進出がテーマだ」
ミキモトへの海外観光客は、平成19年、中国が急増した。フランスも。今後はタイやロシアなど」…
どの部会からも切実な報告がありました。


今回のメインテーマはマリンタウン事業で、従来のような議論がありました。
それはそれで必要な意見交換ですが、しかし、今、もっとも大事な各分野の産業活性化策について
現状を考えあうことができればと思いました。


商工会議所の呼びかけを待つまでもなく、
議会の側から主体的に、各業種ごとに、継続した懇談会を開いていく…。 
もとより、一朝一夕にすすむ活性化ではないけど、まず、それしかない。
漁業や農業も、そして、既存団体に入会していない業者も含めて…。 
こんな庶民の暮らし底冷えの国政なんですから抜本策は無理としても、なんらかの工夫はできるはずです。
今回の懇談会をきっかけに、ぜひとも、議会として実現していきたい。
それぐらいしなくては! 議会一丸となって!