議会運営を支える事務局には調査・研究力が欠かせない

市民も積極的アクション
    議会も請願採択だけでいいはずがない! 
 
 3日から3月議会が始まります。
今日はその運営や進行を決める議会運営委員会でした。
実は、気の抜けないことがあって…。
12月議会で、例の「二地浦に隣接する森林の土取採取開発に反対する請願」を議会全員一致で採択しました。
ところが、その請願が求めた「議会としての反対決議」がまだで、今議会の課題として残った格好になっていたのです。

12月段階では、議会事務局長が「請願採択したから、決議しなくてもいいのと違いますか」なんて、信じられないことを言い出す始末…。 まったく冷や汗もんです…。 おおあわてで他市の対応を示し事務局の是正を求め、なんとか、議運で3月議会対応を申し合わせしたのです。


ちゃんと準備してるのかしら?
まだ、今朝も、心配で…、でも、会議資料を見ると、今度は検討項目としてありました。やれやれ…。
うれしいことに、10年ほど前の事例「産廃処理施設に反対する決議」の資料も参考につけてありました。
今度は準備してくれたらしい。
議会運営を支える事務局には、こういう調査・研究力が欠かせない。
スキルアップしてほしい。(私たち議員もだけど)


子ども会育成会連協もアクション! 
    議会も請願採択だけでいいはずがない!

 今回の土取計画については、安楽島の海を守る会、漁協、町内会はもちろん、この海域で毎年カヌー教室を開催している子ども会育成会連協も反対の要望書をもって、市議会はじめ、県や環境省に申し入れしています。
要望書は「未来を担う子どもたちが安心して遊べる海や、自然の大切さを守れる環境を維持していくためにも開発計画に許可を与えないで」と結んでいます。
議会が市民の請願採択だけでいいはずがありません。
心配なのは、大規模開発の隣接地で、それよりは小規模の許可条件の緩い土取計画が動いていることです。
市民請願・要望の意志にそって、議会はみんなで反対決議します!
そう決まりました。


<土取計画は恐竜発見場所のすぐ近く
 市民や観光客が行きかうパールロード沿線です>