議会常任委員会の役割って何なの??

鳥羽小学校現校舎保全活用についての請願は継続審査に
鳥羽小学校現校舎保全活用についての請願は継続審査になりました
24日の文教建設委員会の委員長報告です。


「請願第一号 鳥羽小学校現校舎保全活用についての請願について審議した結果、現校舎がどれだけ危険で、どれだけ文化的価値がるのかという正確な情報や、残すのであれば、どれだけ維持管理費がかかるのか、また管理責任の部分など、議会としても十分時間をかけて議論をする必要があるということから継続審査とすることで合意がされました」
これが報告のすべてです。


 議会はイエス、ノーの結論を出す前提として、審議の過程を通じて、市民の負託に応えることが大事です。
結論を出すためには、まず、勉強をして知識を得る。請願人の思いを聞いて趣旨の理解を深める。現地視察する。関連する市の動向を学ぶ。研究者や関係者を招いて多角的に把握する…諸々必要です。
情報と事実認識の共有の上に、各議員が意見を出し合い議論する。そして、論点整理をしていく。
この過程を市民提供することが議会の使命です。


 ですから、今回、たとえ、継続にするにしても、もっと、議論をして、問題点を整理する責任が問われていた…。私自身もそれを期待していたし、それを引き継いで、議会全体で議論できればと思っていたのです。
「議会議論に十分時間をかける必要がある」という委員長報告に沿って、しっかり、議論の中身を深めていかなくては。 再度、同じ報告はできないのですから。


<白木蓮の鈴なり…目を奪われて…>