新しい出発です

「お姉ちゃん、高校受かったよ〜」
 高校入試の春。
合格を祈っていた子たちが、みんな見事合格!
鳥羽高の入試結果が例年より厳しかったとか聞いていたので心配していたのですが。
ワインで祝杯をあげたい気分です…。


「お姉ちゃん、高校受かったよ〜」顔なじみのAちゃんが事務所にいる私を見つけて駆け寄ってきました。
「よかったねぇ〜!」
「う−ん、よかった…」とにこにこ。
妹なりに心配してたんですね…。


「鳥羽は駄目やったけど、伊勢の高校に受かったん〜。説明会でもう友達できたんやよ」
ほっとした表情の安楽島小・東中育ちの地元っ子。
「おめでとう!!」
「福祉の仕事がしたい。手話を勉強するつもりやよ」
優しい子です。なぜか、気があう子です。


「娘が鳥羽高に受かりました〜」心配してたお母さんの弾むような電話の声でした。
娘さんは、ハンデイをもつ家族がいることもあって、福祉の道に進みたいのだそうです。
授業料の減免制度のことなどをアドバイス



私の事務所前は安楽島小の子どもたちの通学路です。
いくとおりもの境遇の中で、子どもたちは前を向いて生きています…その姿がいじらしい。


私は、将来、この子たちに介護されるのかも〜なんて考えるこの春…。