三重県議会 改革の風

地方分権時代と議会のミッション」  片山慶応大学教授の講演
    ますますファンに〜

 
 
<片山元知事の地方自治への発言・実践に多くのファン。私もその一人>


今日は、片山善博鳥取県知事のお話を聞く機会に恵まれました。感激。おまけに、同僚議員9名と議会事務局長もいっしょだったので、さながら、スタートしたばかりの我が市議会活性化委員会審議の基調講演のようでしたネ。しかも、無料。「議会改革推進シンポ」に片山氏を招いた三重県議会に感謝です。


「どうですか、皆さんの議会は?」片山先生の問いかけに
いろいろ欲張りたいけど、今、我が市議会に一番チョイスしたいことは何かと考えた。


一つは、市民の重要問題に関する合意・納得の調達が議会のミッションであるということ。
議会は「魚河岸」のようなもので、議場において合意が形成され、ものごとが決まる。
つまり、議会の「競り」は、「政策の良否」。
競りは裏ではやらない。みんなの前で競う。
手続きをスムースに終えるための通過機関だと勘違いしていないか。



 「鳥羽小学校現校舎保存活用を求める」同窓会の請願が継続審査になった。
まさに、このミッションが問われていると思った。
かんかんがくがくの議論がいる。努力がいる。
きれいごとで済まそうとしてはいないか。
議会も行政も。


二つ、自治体は住民とその代表である議会によって支えられ、コントロールされるということ。
三重県議会は「会派代表者会」を県民公開している。
今日のパネラーの女性市民代表は、やっと開いた扉の向こう(会派代表者会)は
一番、ワクワクドキドキする場だった。だから、安心して開いた方が得ですよ、と語った。


 鳥羽市議会の「会派代表者会」は、市民非公開だ。
議員の私にとっても13年間の開かずの扉。
最終意思決定の場となることも多い。なぜ?なぜ?地団駄踏む思いをしたこともあった。
議会は市民のもの。
すべての扉を開け、議会の意思を伝えたい。
議会発信の場となるに違いない。