議会役選 たいがいで会派制度から卒業しよう

 わずか16名。2元代表制としての力を存分に発揮できる体制こそ
会派制度をなくし新しい議会へ、模索すべき時


 臨時議会で正副議長が選出されました。今期の議長は竹内久氏、副議長は中村欣一郎氏。
当初の立候補表明はそれぞれ2名でしたが、結局、取り下げがあって、私は、選ばれた二人に投票しました。
市民に開かれた議会への改革、どんどん進めてほしい。期待したい。
一問一答方式、全議員による予算委員会設置、議長交際費の公開、議運、マリンタウン特別委員会の視察見直し…議会活性化委員会の検討事項をどこまでスピードアップして実施できるか―。それが今期の仕事です。


 それにしても、わずか16名の鳥羽市議会に会派は必要なのか―。
むしろデメリットの方が大きいのでは…そう痛感させられた一日でした。
市政や議会運営に関する考えの一致もないまま会派を構成する。
後は、会派の枠の中で大勢に従うことになる。
肝心の議論より会派が優先されてしまう。
市活性化のために議会の一致団結こそ大事なのに、
会派同士が牽制しあう。
毎年の役員選挙のたびに、恨みつらみ的ムードが増幅されていく。
会派分裂の年さえある。
「会派は役員選挙のためさ」
会派に執着する一方で、冷めた言葉も同僚議員からは洩れる。


 わずか16名の市民代表。市民は議会活性化こそ切望しているのであって、会派制度など望んではいない。
元代表制としての力を存分に発揮できるよう、会派制度をなくし、新しい仕組みを模索すべき時ではないのでしょうか。