ベテラン寺本委員長の見事な見識

 鳥羽小現校舎保存請願、常任委員会で可決!

 今日の文教産業常任委員会では、継続審議になっていた鳥羽小現校舎の保存を求める請願が議題となりました。
冒頭、これまでの教育行政の不手際への批判も出されました。
それは子供たちや父母の思いからすれば当然のことです。


しかし、委員会としては、現時点での判断が求められていました。


各委員から意見表明のあと、寺本委員長はまとめに入りました。
「慎重に考えようと継続審査にしてきた。しかし、いつまでも、二ノ宮金次郎のように重い荷物を背負っておるわけにはいかない。7千名もの市民の署名、こんなに分厚い署名が議会に提出された。この重みを議会は真摯に受止めねばならない」…。ベテラン寺本委員長の見事な見識でした。


そして、採決。
採決権のない委員長を除き、六名が賛成、一名が反対。
鳥羽小現校舎保存請願は可決されました。
24日閉会日、本会議で可決されれば請願が採択されることになります。


鳥羽小建設では、市と教委の説明責任が不足し、決断が後手に回りました。
苦い教訓をいかしたい。
議会みんなが、子どもたちの教育環境向上のためにいっそう力をあわせたい!