防災無線空白地帯が残ってる〜!

地域一帯を調査し、声を聞き、具体的プランの作成に入ります 

 
 皆さんのお宅は防災無線がきちんと聞こえますか?
数年前には「うちは聞こえないのですよ。不安です」…訪問中、よく、苦情を耳にして、そのたびに担当課につないできました。課では町内会と連携して具体的改善をはかり、今では、随分、安心できるようになりました。子局で対応不可能な箇所は、個別受信機を設置するなどしてきた結果です。
 

ところがです。一方で、まだ、防災無線空白地帯が残ったままになっているのです。安楽島町のリゾートビラ付近から、小湧園、フジタマンション…等までの一帯です。防災無線は全市民を対象に導入されました。
納税者である市民を行政が差別するようなことがあれば、防災無線設置の意義自体が問われることになります。
四川大地震、岩手宮地震が相次ぐ中で、もう待ってはいられない。いつ、実施するのか。
7日、防災の所管である総務課に改めて申し入れました。
 

担当課では「防災無線設置当初の10年前は、藤田観光のリゾート地という認識が大きかった。ホテル、保養所も多く、リゾート客に対して、通常流す市情報への苦情等も考えられたため」と遅れた理由を述べました。
 

 「しかし、現在は、定住者が増えていると認識しています。また、他地域の無線設置済みのホテル旅館関係者からの苦情はなく、防災意識が高まっています。海水浴場などは切実で、観光ニーズ面からも医療安心情報とともも、防災面での安全も浮上している。
この地域一帯を調査し、声を聞き、どのような体制にするか、具体的プランの作成に入ります」
との回答がありました。
 

 遅きに失したとはいえ、前向き改善姿勢は評価したいと思います。大至急、防災の第一歩、住民と観光客への防災情報提供を確保しなくては。 


  ※この一帯に存在する人数、相当な数です。
定住者、観光客、ホテル・旅館・保養所の従業員、豊和苑の入所者と職員(老健グループホーム・デイサービス)、海岸線で働く安楽島の漁民の皆さん…等々。いざというときに間に合わせなくては。