第1回 全議員の会合に12名が参加〜

議員同士、切磋琢磨しあって成長していきたい 

 8日、議会の全議員の会がスタートしました。「レインボーの会」とネーミングする予定…。
基本的に毎週火曜日午後2時集合、みんなで自主勉強会や懸案事項について担当課との情報共有、行財政改革の検証、視察報告会、各種団体との交流…などなど開催していきます。なんといっても「継続は力なり」です。鳥羽市民の皆さま、熱〜い激励をよろしく。
 12名が参加、4名が欠席。まあまあの滑り出しでしょうか。みんなが顔をあわせ議論しあうと刺激になります。議員同士、切磋琢磨しあって精進していきたい。二元代表制の一方の軸に足る議会として成長していきたいものです。 


 第一回目のテーマは、後期高齢者医療制度
政府が国民の批判を受けて「小手先」の軽減することになり、自治体はそれに伴う条例変更が必要となりました。
しかし、納期限通知(保険料の納期が9回から8回に変更)や、保険料軽減を決定する広域連合議会日程との関係などで、9日に専決し、22日の臨時議会で上程したいとの説明です。


 もとより、安易な専決は議会の存在意義が問われますが、今回は認めざるをえないとして、今後は鳥羽市議会も厳しく対処しようということになりました。この点でも、議員の日程調整が毎週確保され、いつでも議会開催が可能となって効果大ですね。
 

 さて、後期高齢者医療制度。怒りの声が噴出しました。
「これは年寄り、弱者いじめや。かわいそうやないか。変更でまた金も人件費もかかる。広域連合でちゃんと鳥羽の実態を伝えよ」 「人間ドッグもなくなって病気も発見できん。みんな困っとる。国でやれ」 「鳥羽市の医療費は県下29市中下から3番目に安い。一律の保険料を払うこの制度は鳥羽市にとってメリットなし」 「ややこしい軽減より75歳以上は医療費無料にしたらどうなのか。喉元過ぎれば熱さを忘れるで、軽減も今だけ」 「鳥羽の年寄りを泣かすな。枡添大臣を呼んで来い」………
 議会も変わってきました。鳥羽市民はわしらが守るぞ〜。そんな意気込みがあふれた第1回会合でした。


「出前トーク」を議会も試聴してみました…

「後期…」の出前トークは17回を数えたそうです。ややこしい中身をわかりやすく話すのは難しい。「軽減を軽く減らす」と言い換えたり市民課職員は苦労しているらしい。
安易な政府の政策決定が自治体職員の負担を増やしている、もっと国が責任を持て…。議員の一致した思いです。
議会も実際に聞いてみて年寄りはわからんやろ〜。それは制度そのものに問題があるからや〜の声がしきり。