介護認定とし尿処理に対する責任に言及してしかるべき

広域連合議会の予算案、今度は可決!!


広域連合議会の傍聴に出かけました。
重い腰を上げて。
というのも、つい一週間ほど前の議会で
当初予算が否決されたばかり。なんと。
しかも、冒頭、当初予算議案といっしょに南伊勢町がごみ処理について連合脱退表明。
こんなのあり〜。唖然とした。



議員ですから反対も自由かもしれません。
しかし、反対討論しない議員もいました。
なぜ、反対か、表明すべきです。
傍聴人には反対理由がわからないのです。それに苛立ちました。
思わず、知人の議員に反対理由を問い詰めに駆け寄ったほどです。


志摩市鳥羽市介護保険の認定調査を連合で実施しています。
予算が否決されたら、4月からの認定を受けられなくなる人が出るのです。
し尿の処理も続行できない事態です。


私も、是々非々なので議案に反対することはあります。
でも、反対議員が多数で否決する可能性のあるときは、
慎重且つ責任ある対応が必要だと考えています。
せめて、反対討論で、介護認定とし尿処理に対する責任に言及してしかるべきではないでしょうか。
それがないからかなりムカッときた。


今日も、前回とほとんど変更のない予算だから否決かと思っていたら、なんと、可決。
えっ。狐に包まれた思いでしたが、まぁ、修復されたのだろうと胸をなでおろした。

私は連合議会議員ではないので詳細なことはわかりませんが、
南伊勢町には脱退しなければならない町の事情というものがあるのでしょう。
しかし、それと同じで、志摩市にも鳥羽市にもまちの事情があるのです。


志摩市には財政健全化計画でごみ処理施設の統一という課題がある。
鳥羽市には23年という現最終処分場の期限の約束がある」
「建設を申し出てくれた2つの地域が、これ以上対立しないように今日決着をつけたい。
それが私の責任です」
大口連合長の言葉が重く響きました。