中堅・若手を信頼し抜擢する姿勢、やる気が伝わってきません

人事権は市長の専権事項ですが、それだけに責任は重い。
     そう思うのは私だけでしょうか。


4月です。今日から市役所も新体制。
今年度、初めて、定年退職者を再任用しました。
「なぜ、若いもんを育てないのか!」
「なぜ、高給で再雇用する必要があるのか」…
早速、市民から厳しい指摘の声があがっています。


実は、私も唖然としました。
当初、よく事情が呑み込めないほどでした。


人事を所管する総務課にその理由を質しました―
平成13年から再任用ができる条例を制定。
しかし、市は新人職員採用が基本姿勢で、これまで再任用はしなかった。
ところが、今年は6月に募る希望退職者が0。
そのため、定年退職者13名を前提に、8月の職員募集をかけた。
しかし、その後、10名の普通退職者が出て、一般事務職1名と技術職1名が不足した。
それで、定年退職者に希望を募ることになった。2名が手を挙げ、市長が任命した。
というものです。


皆さん、どう思われますか。
私にはとても納得できるものではありません。
市民にも大きな影響を与える職員人事です。
今ある人材で対応してこそ、総務課の責任が果たせるというものです。
中堅を信頼し抜擢する姿勢、やる気が伝わってきません。
若手を上にあげて、今年は臨時職員で対応してはどうなのか。
こんな時代に再任用を使うなんて。
市民常識から離れてる…、市民の理解が得られません。


人事権は市長の専権事項ですが、それだけに責任は重い。そう思うのは私だけでしょうか。



◆今日は仕事もひと段落してお休み。近くの藤田の山でタケノコ堀り。
大きな袋を持っていったのに、採れたのはたった3個。もうちょっと早いみたい…。
山葵醤油で春の香りを堪能しました。これが一番美味。