普通は市長の判断を仰ぐでしょ

市民は怒っています!


先日の青空議会報告でも、再任用制度へのお怒りは大変なものでした。
よくご存じでびっくりするほど。まちの噂になってるのですね。
そこへ、今回の横領事件ですから、報道直後、私の携帯は鳴りっぱなし状態でした。
心にズシンと突き刺さりました。
「民意」です。こういう内容のものでした。


「民間団体といえば、人の金じゃないですか。それを、自分の独断で勝手に使いますか。
普通、使おうと思うものですか。その了見に問題があるんです。
普通は市長の判断を仰ぐでしょ。しかるべき上司に伺いを立てるでしょ。
それをしない。そこに意図があるのです。
普通はそんなことはしませんやろ。
それが一番の問題なんですよ」―。


「戸上さんもいろいろ提案して、市長さんも前向きに市政に取り組んで、
職員もがんばってるときなんでしょ。台無しですよ。
私は、任命者の市長さんは、舐められてるじゃないかと思いますよ」―。


「建設課が事務局をもつ団体は一つもない」とは!
おかしいではありませんか!情報公開条例違反です!


実は、負担金、補助金問題を是正させる目的で、平成16年の10月に情報公開していました。
市が事務局を担当する団体についてです。
観光交通対策協議会、防火協会、清港会、文化協会、人権同和教育研究協議会…等々全部で21団あります。もちろん、妥当な団体もあります。
総務課や市民課、まちづくり課、教委などが担当課ですが、
その書類を見ても、今回、問題になった「鳥羽市海岸事業推進協議会」がないのです。
建設課が担当している団体は一つもないとの開示内容です。
つまり、情報公開条例に違反していたのです。


 総務課の情報公開担当係の説明によると
「建設課として休眠中の団体なので報告しなかった」というのです。
休止でも該当すればすべて公開対象です。ましてや預金まで管理していたのですから。
このとき、公開されていれば、構成会員と協議して事務局を返上すべきとか提案できたのです。
違反によって議会のチェック機能が発揮できませんでした。
悔しいです。