「障がい者(児)の社会参加の推進」―

目の前のバリアをどう打開するか―みんなの目と声が改善へ
  佐田浜第2駐車場に車イススペースを設置
   港湾センターのトイレにカーテンを設置 


 「鳥羽市障がい者(児)福祉計画」(第2期)ができました。
  (まだ、市ホームページにはアップされてないようですが…!)
たとえば、「障がい者の社会参加の推進」―と計画には謳っても
現実には、幾重ものバリアが存在しています。
計画達成のためには、たくさんの関係者・市民の地道な努力と熱いパワーが必要だと実感します。


目の前のバリアをどう打開していくか―。
特に大変なのが、離島の障がいをもつ子どもたちです。
小さな路地のため車も横づけできない自宅から桟橋へ。
船に乗船、下船と、並大抵ではありません。
そして、やっと、駐車場で車に乗車し、目的地へ。
気の遠くなるようなバリアです。


「佐田浜第2駐車場で、車イスの子どもを押して登っている人がいる」と
聞きつけて早速、現場へ。
恥ずかしいことに私も知らなかったのですが、車イススペースがなかったのです。
新築の際には義務づけられていますが、既存の古い施設はそのままというケースはよくあります。
すぐ、担当課、開発公社、港湾センターに改善を要請したところ、
即、対応してくれました。
みんなの目、声、行動って大事ですネ。



<佐田浜第2駐車場>
それぞれの入口付近に二台づつ車イススペースが設置されます
桟橋にも近い。離島住民、観光客にも対応。


混雑中は2階の奥に駐車せざるをえないので、
次に乗車するときは、車いすを押して登らなければなりませんでした。


<港湾センター>
子どもたちはどんどん成長します。
でも、オムツを換えるベッドに間仕切りカーテンがありませんでした。
トイレにカーテンを設置。