第二伊勢道路工事の発生土処理が大問題に

「地元から反対意見が出るのは当然だ。議会としても、危険なものを受けることはできない」
「県の対応はあまりにも甘い。市の公共工事なら、こんな簡単な説明では到底済まされない」
               …議会は認められない 


臨時議会のあとの全員協議会。
第二伊勢道路工事の発生土処理が大問題となりました。
環境基準を上回る砒素、黄鉄鉱が含まれていることが判明し、堅神町地内に遮水シートで覆うというのです。
「わたしらは寝耳に水や。危険な土をなぜ堅神が受け入れなければならないのか」
先日の青空議会報告で、何人もの方からお尋ねをいただき、私はびっくり仰天。


すぐ、県の志摩土木担当室をよんで説明を求め、現地を視察。
県が「第三者委員会の検討結果で適正な処理と考えています」というので
その検討報告文書を情報公開したり……現状把握にバタバタしていたのです。
昨夜、初めて開催された県の地元説明会では反対の声が次ぎ次ぎ上がったらしい。
議会控え室で同僚議員たちに声をかけ、議会としての対応策で意見交換していると
早速、寺本議員が全協の場で、大問題だ、市建設課を呼んで現状報告させるべきと提案発言。
建設課長から報告を受けた。
住民66名が参加し反対の声が相次いだ。強硬な反対意見が出たとのこと。
「道路は堅神町にメリットのないもので、汚染土は迷惑施設だ。そんなものはいらない」
「農業地であり、鳥羽小学校もある。なぜ、堅神にもってくるのか」―そんな意見が出たらしい。



議会も認められないという意見ばかりでした。
「地元から反対意見が出るのは当然だ。議会としても、危険なものを受けることはできない」
「第二伊勢道路は鳥羽市の空洞化を招きかねないものだ。市内で受ける必然性はない」
「県の対応はあまりにも甘い。市が実施する公共工事なら、こんな簡単な説明では到底済まされない」…
建設課長に、今日の議会の意見を県に伝えるよう求めました。