国保運協は市民課の追随機関か!!

国保運営協議会の議事内容を正副会長に知らせず、事務局独断で上程
被保険者に直結する国保税値上げ案なのに!!


市役所の仕事ぶりもかなり改善がすすみつつあり、各課も対応もスムーズになり、
そうそう私が目くじら立てて怒る場面も少なくなった…そう思っていたら
なんと、なんとの「一幕」が起こりました。
愕然としました。まだ、こんな一昔前の感覚で平気でいる部署があるのだ―と。


国保運営協議会の運営についてです。
数日前、国保運営協議会(以下運協)12月3日開催の通知が届きました。資料は何もなし。
私は運協の副会長ですが、開催日程についても議題についても一言の事前説明も受けていません。
通知を見て初めて知りました。
いったい、どういう了見なのか。
過去、数回の副会長の経験がありますが、こんなことは前代未聞!!


怒りを抑えて市民課に出向きました。
なぜ、事前に説明をしないのか。資料を送付しないのか。
議事の予算案に保険税改定は含まれていないのか、とまず聞きました。


すると、予算が組めません、国保税を見直し値上げする案ですーと答えるではありませんか。
前回の運協会議では、新政権の動向もみて来年度はこのままの税率で様子をみよう、との意見で落ち着いたのです。運協の議論に逆行しているではありませんか。所管の総務常任委員会でもなんの報告もありません。
すぐ、資料を出しなさいというと、今、計算中です、まだ今日は完成しませんというではありませんか。
情けない…。恥ずかしい…。


運協の会長は知っているのかと問うと、開催日程だけ伝えた、内容は伝えていません…。
まあ、怒りを通り越して呆れました。
運協正副会長に議事の内容も図らず、事務局が独断で動いているのです。
国保運協とはいったい何の目的で設置されているのか。


一般に各種審議会が市民代表審議といいながら市当局の追認機関にされているのではないかー
こんな批判がありますが、これでは、運協は市民課の追随機関ではありませんか。



事は来年から市民が支払う国保税の額の決定に関わることなのです。
なんという軽さでしょうか。
官僚仕事、お役所仕事の典型です。