市役所は3人に1人が臨時・嘱託職員

来年度、臨時・嘱託職員の待遇を改善します
 官製ワーキングプア解消へ一歩前進です!


市役所はいまや3人に1人が臨時・嘱託職員です。テキパキ働いてくれています。おそらく、市民は窓口でも正職員か臨時か見分けがつかないでしょう。
前回の質問で実施したアンケート調査結果で、真面目に市民のために働きたいと願う職員の姿が浮き彫りになりました。正職員を嘱託職員に置きかえているいまの現状は、いっそう官製ワーキングプア解消を求めています。来年度からの改善はとてもうれしかったです。評価すべき市の姿勢です。臨時・嘱託職員さんの励みになるでしょう。


<臨時職員の改善>
 時給、現行733円を787円にし50円アップします。月平均21日勤務で12万8100円。一時金が2ヶ月分あるので(一年目の夏はなし、冬から支給。二年目から夏・冬)年収で178万1200円。約5万8500円のアップです。
 有給休暇はこれまで勤務月数に応じて6日〜1日でした。それに忌引き休暇が最大7日間プラスとなります。


<嘱託職員の改善>
 これまで賃金単価は経験に関係なく同一で、一時金が上昇し(7年目上限)経験を評価する設定でした。今回は職種、経験年数によりその年度の月額を決定します。一時金の率は下がるケースがありますが、年収はすべての嘱託職員がアップになります。保育士の場合、最高で年収221万円から261万円に40万円増えます。看護師は年収300万円を越します。
 勤務時間を正職員と区別し7時間30分とします(連絡所・定期船課、看護師は7時間45分)。