国保納税者に筋を通してほしいです

国保会計の予算が組めない…値上げしかない」などと軽々に口にしながら
なんと、一般会計から国保への繰出金に615万8905円もの減額誤りがあった!


12月議会が終了しました。
今回の総務常任委員会には驚きました。
なんと、一般会計から国保会計への繰出し金の当初予算に615万8905円もの減額誤りがあったと市民課が報告したのです。もちろん、自ら真摯に報告したのではありません。私の質疑に対しての答弁なのです。

「来年度の国保会計の予算が組めない…値上げしかない」などと軽々に口にしておるのに
なんといういい加減さか、軽さか、…絶句。


国保会計は国がその一部を地方交付税措置する仕組みになっています。
ところが、鳥羽市は国のいう一般会計の繰り出し基準を満額ではなくカットしているのです。
「一般会計も厳しいのだから」とわけのわからない理屈で
カット率は、市の財政力指数0,457。(いったい何が根拠なんでしょう…)
ところが、その0,457を、節の委託料だけ、0,0775に間違ったというのです。
そんなことってあるのかしら?!
今、委員会に提出された資料をもう一度見ているのですが、間違う必然性がない数字なのです…。


国保財政が厳しいと心配するのなら、まず他市なみに「1」に
カット額、1億9292万円を国保(納税者)に返すべきでしょう


国保財政は国保加入者の税金で成り立っています。
12月議会で、0,457をなんとか0,8に上げる補正をしました。
しかし、まだ基準通りの「1」ではありません。
国保財政が厳しいと心配するのなら、まず他市なみに「1」にすべきでしょう。
それと、平成17年から20年度までのカット額、1億9292万円をまず国保会計に返すべきでしょう。
値上げウンヌンはその後の議論ではありませんか。
国保納税者に筋を通してほしいです。


(※担当課の調査でも、県下14市中、6市が、カットどころか、国の基準以上に繰出し国保世帯を支えています。これが市町村国保の実態です)