やっぱり大型より生活密着型公共事業!

市内関連業者さんが少しでも一息つければ…!
迅速な予算執行、市内業者に発注する工夫、地元業者育成の実績を今後に〜


22日は臨時議会でした。メインは政府の第2次補正予算案に含まれた地方自治体向けの「地域活性化・きめ細かな臨時交付金」5000億円による補正予算です。
08年度の2次補正の「地域活性化・生活対策臨時交付金」6000億円、09年度の1次補正「地域活性化・経済危機対策臨時交付金」1兆円と同じ仕組みで、「地域の活性化に資する細やかなインフラ整備」が対象です。


鳥羽市には約9400万円です。
市道維持補修工事に3500万円をはじめ、小中学校の施設整備工事に1900万円、保育所の修繕工事に1000万円、老人憩いの家の改修に400万円、公民館の改修に900万円などなど、市民のささやかな要望を実現します。
市内関連業者さんが一息つければ…!と願うばかりです。こんなとき、やっぱり、市経済を活性化させるのは大型公共事業より生活密着型公共事業だと実感しますね。


肝心なのは、迅速な予算執行です。また、これまで市外へ流れた事業も、市内業者に発注する工夫を徹底するよう求めました。地元業者育成のいい機会にして実績を今後にいかしてほしいと注文しました。


本来、当初予算に計上した分を前倒しして交付金を活用した事業は約4400万円、予算査定でカットされたが交付金で復活できた事業が約5000万円。
つまり、当初予算で4400万は市財政が助かった、その分を市民サービスにまわせるということです。