全国議会改革度、鳥羽市は何位??!

「日経グローカル」議会改革度の調査結果
   798市区議会中、鳥羽市議会は84番目!
      市民の皆さんならどんな評価でしょうか?!


「日経グローカル」№145(日経産業経済新聞社産業地域研究所発行)が議会改革について特集。議会改革度の調査結果が公開されました。
全国807市区議会で3月調査。回答は775市・23区議会。トップは私も副委員長を務める総務民生常任委員会が昨年視察した京都の京丹後市。2位が伊賀市です。
さて、さて、鳥羽市は!! 84番目〜となりました。これは画期的といえます。上位10%近くなのですから。県内14市で2番目です。


でも、ひょっとすると、「ホントにそんなに成績いいの?」と首をかしげる市民の皆さんも少なくないかもしれませんね。鳥羽市の議会改革は、まだ緒についたばかりだからです。


肝心の改革度の指標は
1、「議会の公開度」2、「議会の住民参加度」3、「議会の運営改善度」の3つ。
鳥羽市は1が 46.0。 2が 73,1。 3が 55,2。
住民参加度が突出しています。やはり、昨年実施した議会報告会が改革度レベルを押し上げたようです。
(37主設問、記述回答も含め113の項目)

では、もっと、改革度を上げるためには何が課題なのでしょう。主ないくつかを拾ってみると―
(きっと、市民の皆さんが期待される議会改革像があるとは思いますが…)
今回の指標でみると
◆「本会議公開」がケーブルのみ。インターネット中継と録画中継が未実施。 ⇒課題。
◆「議事録のネット公開」が本会議のみ。委員会の公開が未実施。 ⇒課題。
◆「議案に対する議員の賛否公開」がネットでも議会だよりでも未実施。 ⇒課題。
◆「政務調査費」が領収書は義務付けているが、使途の公開が未実施。 ⇒課題。


こういう全国アンケート調査結果が公表され、地域市民の話題を呼び、議会としても議会改革せざるを得ない状況に追い込まれる、これは歓迎すべきことですね。議会としても指摘されるより早く改革しようという機運になります。改革推進派の私のような議員からすれば力強い。
 (※また、ご報告します)