共産党の「伊勢湾フェリー問題調査団」が、市長、副市長を訪問

 「国が、励まして、存続への展望を持たせるべきだ」ー
        政府交渉の報告と鳥羽の実態を聞き取り

鳥羽市にとって重大な伊勢湾フェリー問題。
私たち共産党の「伊勢湾フェリー問題調査団」が、今日、市長、副市長を訪問し鳥羽の実態の詳細を聞き取りました。調査団はかわい明美団長(参議院比例予定候補)、中野たけし党県書記長と私戸上幸子です。市側から市長、副市長、企画財政課長、同課長補佐が同席しました。
 

 まず、かわい団長が18日の国交省での交渉結果と田原市を訪問した調査結果を報告しました(下記に紹介)。
 所用で冒頭だけの出席になった木田市長は「いろいろご心配をありがとうございます。私たちの活動と皆様方の活動と力をあわせてがんばってまいりたい」と挨拶。「東海市長会が昨日あって、国への支援要請をあげることが決まりました」と紹介、署名運動が津市の自治会連合会にまで広がっていると報告しました。


 聞き取りの中で市側は、航路が廃止されれば観光と物流への影響は深刻だと指摘。存続のためには国の支援体制が決定的だとして市長先頭にあらゆる要望活動をすすめていると語りました。
 累積赤字の21億円の中身について、不要化した常滑航路のターミナル建設費15億円が計上さているなど、経営上の問題点も初めて明らかになりました。共産党は調査結果をふまえて国交省交渉や国会質問で国の責任と支援をさらに求め続けていく構えです。


「かわえ明美あったか日記」ホームページから…
佐々木憲昭衆議院議員が国会の合間をぬって同席してくださいました。三重県に引っ越した瀬古ゆき子さんも一緒に


「18日は、三重の中野たけしさんと一緒に政府交渉にいきました。佐々木憲昭さんが国会の合間をぬって同席してくださいました。そして三重県に引っ越した瀬古ゆき子さんも一緒でした。瀬古さんは三重県の党国政対策委員になったそうです。心強いですね。


国土交通省の担当者は、「高速道路の無料化を行えば、海上交通の経営が成り立たなくなるというのは必然でたいへん悩ましい問題。しかし、前原大臣は公共交通への国の予算が極端に少ないことが問題で、来年度は公共交通基本法をつくりたいと言っています」と明らかにしました。私たちは、「それならば、国がその姿勢も示し、励まして、存続への展望を持たせるべきだ」と訴えてきました。


◆◆◆かわえさんは、政府交渉のあと20日には田原市豊橋市に、21日に鳥羽市に報告。ぜひ、乗船体験したいとの希望で、帰路は伊勢湾フェリー伊良湖へ。快晴〜に大喜びで乗船していきましたよ。
夜は愛知県で演説会だそうです。朝は名古屋発で、陸路と海路でぐるっと伊勢湾一周…。



息抜きは昼食。前回は市役所近くのお店だったので、今回は鳥羽磯部漁協の「魚々味」さん。
中野さんとかわえさんの真ん中は海女さんですよ。手にしてるのはお品書き。「本日のお刺身は〜石鏡産のヒラメ、タコ、相差産のブリ、桃取産のスズキ、和具産のマグロ〜」