「特別職報酬審議会」が開かれます

すっきりします!!
私の考えもあります。議会の見解も必要です。
  でも、選択するのは市民の皆さんです!


 「特別職報酬審議会」が17日に召集されることになりました。市長が、市長、副市長の給料、議員報酬に関する条例を議会に提出しようというとき、あらかじめ意見を聴くため審議会が開催されます。委員は公共的団体と住民代表です。市長が任命した7名の委員は、商工会議所会頭、鳥羽磯辺漁協組合長、農協鳥羽支店長、社協会長、婦人会連絡会顧問、自治会連合会長、税理士です。


 私は審議会の開催は歓迎すべきものだと思います。これですっきりします!議会は市民の皆さんのために存在します。報酬は役務の対価です。高い報酬でより高い議会の役割発揮を求めるのか、それとも、現状レベルで精いっぱいの奮闘を求めるのか、あるいはほどほどでも安い方がいいのか、やはり、それは市民の皆さんが決めること。もちろん、私も自分の考えはありますし、議会の見解も必要です。でも選択するのは市民の皆さんです。


 一般的に審議会の決定は、民間比較や近隣比較を根拠にする例が多いようですが、ぜひ、役務の評価という点で市民の望む議会のあり方や方向性も示唆してほしいと思います。当然、議員だけでなく、市長、そして副市長に対してもそうです。


 基本条例制定にむけた議会報告会を通じて、従来の役選目的の会派対立議会から、本音の激論議会になりつつあると感じます。審議会の開催で、いっそう議員の仕事に市民の注目が集まり、議会改革議論につながればと期待します!


 昔、新人議員の頃の市議会議長会の研修会で「鳴かないカナリアは議会に要らない」と教わったものです。これはすべての議員の座右の銘では…。議会の品格とは、ただおとなしく当局を追認することではないと思います。