朗報です!伊勢湾フェリー航路存続

鳥羽伊良湖航路存続へ−−!!
     今朝の朝日が伝える!


「鳥羽伊良湖航路存続へ」 −−今朝の朝日記事に目にして思わず小躍りしました。皆さん、伊勢湾フェリーが航路を存続する方向で最終調整に入ったというのです。記事によると、株主の近鉄名鉄は株式を譲渡し経営から撤退。株式の一部は三重県、愛知県、鳥羽市田原市が持ち、2県2市が支援し経営の安定化を目指す。株主の大半は他が持つ。引受先については詰めの協議中。今月の対策協議会で最終的な方向が示されます。…
 

ともかく、航路が存続される見込みとなりホッとしました。鳥羽観光になくてはならない大切な航路です。これからもいろんな課題が出てくるでしょうが、みんなで応援していきたいですね。実は、我が家もこの夏は伊勢湾フェリー伊良湖へと計画中。明るい気持ちで行けるのがうれしいです。
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◆さて、折りしも、総務民生常任委員会が7月28,29日と南海フェリー和歌山市を視察したところです。一昨日の「幸子だより」の視察報告号が、なんだかドンピシャの内容となって、今朝は爽快…◆


南海フェリー和歌山徳島航路」支援の現状を視察


和歌山市と四国徳島市を結ぶ「南海フェリー和歌山徳島航路」は、地域間交流と生活を支え、災害時の緊急・救援輸送機関、また、環境負荷の低い海上輸送として役割を果たしてきましたが、明石海峡大橋など
交通インフラ整備や原油高騰、そして、高速道路の利用料金引き下げが決定打となり存続の危機に立たされています。鳥羽の伊勢湾フェリーと全く同じ状況です。

 視察に応じてくださった南海フェリー会社と和歌山市は、本来、総合的な交通政策を展開すべき国が、高速道路にシフトする姿勢に疑問と批判を滲ませました。和歌山県・市と徳島県・市と南海フェリー会社5団体が「航路存続活性化協議会」を設立し、平成21年から3カ年の「総合連携計画」にもとづき利用しやすい環境、新たな観光需要の喚起、多様な料金システムなどの施策を実施。両県と会社がそれぞれ1億3千万円。国が9千万円を負担した。しかし、タダの高速道路には勝てない。国が100億円投入すれば全国のフェリー航路を存続させることができるのにと。
 
「鳥羽伊良湖航路」の
    観光魅力抜群と実感!
 

 希望を見いだしたいと選定した視察先は、鳥羽市よりも厳しい現状と感じました。でも、収穫はありました。南海フェリー南海電鉄との連携が大きな魅力です。「鳥羽伊良湖航路」は、もちろん鳥羽水産を支える流通役割も大きいのですが「観光フェリー」というはっきりした特色がある。これが強みです。魅力抜群だと改めて実感できたこと、船内も明るく伊勢湾を結ぶ海上観光…。存続できないはずがないと思えてきました。フェリーで働く知人の女性従業員さんから「いい方向が出てるみたいよ…」との声も耳にしました。「鳥羽伊良湖航路」が存続し、全国の希望になれば!!そんな思いで帰路につきました。


<今回の視察費用>
■参加者 山本・木下順・木村・竹内・坂倉紀・戸上の各議員。(2議員が都合により不参加)。随行職員は、松村企画財政課長、寺本議会事務局次長。■費用 一人当たり 31,940円(=交通費15,940円+宿泊費12,000円+日当2,000円×2日)。総費用は255,520円でした。
◆◆皆さんの税金を使わせていただきました。費用にみあう効果をあげなくては!と心しています。
          「幸子だより」から